福岡市技能職団体連合会

イベント・活動

令和元年度 金武小学校「ものづくり体験講座」

体験講座

◎福岡市技能職団体連合会では、技能職者を小学校に派遣し、小学生がものづくりを直接体験する「ものづくり体験講座」を実施しています。
(事業の目的)
○こどもに職業観や人生観を学んでもらうとともに、手作業による熟練の技を通してものづくりの大切さや尊さを理解してもらう。
○子供の将来の職業選択、進路選択に生かしてもらう。
○技能職者の優れた技能を広く紹介し、技能職者の技術の向上と後継者の育成を図る。

令和元年度の第2回は、10月2日(水)に西区の金武小学校で開催しました。
 開会式では、須藤貴大校長先生挨拶、新内一秋副会長挨拶、講師紹介に続き、児童代表の歓迎挨拶があり、その後、5年生98名が5グループに分かれ、中華料理づくり、飾り衿づくり、アートな塗り壁づくり、からくり屏風づくり、掛け障子づくりに挑戦しました。

○中華料理づくり
 「鶏もも肉と春巻きの皮を使った北京ダック風料理」と「中華コーンスープ」づくりに挑戦です。「北京ダック風料理」では、春巻きの皮や鶏肉を焼くときフライパンにくっついたり、油がはねたりして苦戦しましたが、講師の先生に教えてもらいながら、料理が完成しました。また、「中華コーンスープ」は、とろみの出し方やとき卵の落とし方などのコツを学ぶことができました。
 試食タイムでは、みんなで作った料理の美味しさに大満足でした。

○飾り衿づくり
 おしゃれな飾り衿づくりを体験しました。飾り衿づくりは、フェルトの生地に自分でデザインを考えながら、ボタンやビーズなどを縫い付けていき、それぞれ個性的な作品に仕上がりました。途中、糸と針を使った細かな作業には苦労しましたが、講師の先生の優しいアドバイスや難しいところは手伝ってもらいながら、時間内に完成させることができ、みんな大喜びでした。
 最後に、お手玉づくりにも挑戦することができました。

○アートな塗り壁づくり
 最初に「左官」という仕事の大切さやその内容、歴史などを学びました。
 仕事について学んだ後、30センチ角の板に、漆喰(しっくい)やビーズ、貝殻などの素材を使って塗り壁づくりに入りました。まず、漆喰の重ね塗りを3回。簡単そうに見えて、始めて「こて」を使っての作業はとても難しく、平らに塗ることに苦労しました。それでも、講師の先生の丁寧な教えを受けながら、センスあふれる作品を完成させることができました。

○からくり屏風づくり
 縦横2方向に開閉できる不思議なミニ屏風を作ります。見本では、その仕組みがよくわかりませんでしたが、講師の先生から手順を教えてもらい、自分の手で作ってみると、やっと合点がいきました。その後、しおりづくりもやってみて、手作業の面白さを体験することができました。
 残った時間で、講師の先生から、表具師の仕事内容や掛軸の歴史なども学ぶことができました。

○カンナ削り、手ノコ挽き、掛け障子づくり
 最初に、カンナと手ノコの使い方を習って、たっぷり木の手触りと香りに浸ることが出来ました。カンナ削り体験では、手だけでなく、足や腰、体重のかけ方など身体全体を使うことが大切であることを学びました。
 後半では、ミニ障子を2枚使った和風の掛け障子を作りました。用意された材料で桟(さん)を慎重に組み立てます。カナヅチの力加減を間違うと歪んでしまいます。それでも、講師の先生の的確なアドバイスを受けながら、全員見事に完成することができて、みんな大喜びでした。


 閉会式では、須藤校長と新内副会長からの挨拶があり、各職種の講師講評、児童代表のお礼の言葉をもって、令和元年度金武小学校「ものづくり体験講座」を終了しました。

                        記

1、日 時   令和元年10月2日(水)午前9時~12時

2、場 所   福岡市立 金武小学校(須藤貴大校長)
        (住所:福岡市西区金武2028-1)

3、対 象   98名(5年生)

4、体験内容  ・中華料理(鶏もも肉と春巻きの皮を使った北京ダック風料理、中華コーンスープ)づくり
        ・飾り衿づくり、・アートな塗り壁づくり、・からくり屏風づくり、
        ・カンナ削り、手ノコ挽き、掛け障子づくり

5、講 師
・福岡県調理師連合会:中橋淳作、坂本賢斗
・福岡市洋裁技能協会:堤志保美、大音富美枝、石井幸子、東司フサエ
・(一社)福岡市左官業組合:岩下勉、青山高久、橋本喜市郎、児玉明廣
・福岡表具師協会:安藤征夫、吉富清登、上田博樹、倉谷知恵子
・福岡市建具工業組合:新内一秋、小野原三幸、玉田雄也、福田孝明