福岡市技能職団体連合会

イベント・活動

令和元年度 千早西小学校「ものづくり体験講座」

体験講座

◎福岡市技能職団体連合会では、技能職者を小学校に派遣し、小学生がものづくりを直接体験する「ものづくり体験講座」を実施しています。
(事業の目的)
○こどもに職業観や人生観を学んでもらうとともに、手作業による熟練の技を通してものづくりの大切さや尊さを理解してもらう。
○子供の将来の職業選択、進路選択に生かしてもらう。
○技能職者の優れた技能を広く紹介し、技能職者の技術の向上と後継者の育成を図る。

 令和元年度の第6回は、12月6日(金)に東区の千早西小学校で開催しました。
 開会式では、担任の水嶋先生挨拶、吉永事務局長挨拶、講師紹介に続き、児童代表の歓迎挨拶があり、その後、5年生59名が4グループに分かれ、和食(大根と鶏肉の煮物・栗の炊き込みご飯・お吸い物)づくり、飾り衿・小物づくり、からくり屏風づくり、ミニ畳づくり・本畳縫い体験に挑戦しました。

○和食づくり
 はじめに講師の先生が、大鯛をさばく刺身づくりの実演です。手際よいプロの包丁さばきと盛付けの素晴らしさにみんな引きつけられました。
 さていよいよ、和食づくりに挑戦です。煮物の材料の鶏肉を切ったり、炊き込みご飯の栗の皮を剥いたりする下ごしらえ作業がたいへんでしたが、講師の優しくわかりやすいアドバイスを得ながら、楽しく調理することができました。
 最後に、協力し合って作った料理を試食しましたが、その美味しさにみんな大満足でした。

○飾り衿づくり・小物づくり
 先ず、おしゃれな飾り衿づくりを体験しました。飾り衿づくりは、フェルトの生地に自分でデザインを考えながら、ボタンやビーズなどを縫い付けていきますが、そこで各人の個性が出てきます。限られた時間の中で、一針一針集中して真剣に取り組みました。講師の先生の丁寧で優しい助言や難しいところは手伝ってもらいながら、完成させることができ、みんな大喜びでした。
 最後に、小物入れ(ポーチ)づくりにも挑戦しました。こども達と講師に、終始、笑顔が絶えず、良い時間を過ごすことが出来ました。

○からくり屏風づくり
 縦横2方向に開閉できる不思議なからくり屏風を作ります。最初、見本をみてもその仕組みがよくわかりませんでしたが、講師から手順を教えてもらいながら、自分で作ってみて、やっと合点がいきました。体験学習の最後には、表具師の仕事内容や歴史についても学ぶことができました。
 今回の体験にはみんな感激した様子で、からくり屏風の作り方やその魅力を家族や友達にどんどん広めていきたいと話す子がたくさんいました。

○ミニ畳づくり、本畳縫い体験
 畳のある家が少なくなり、子どもたちには藺草(いぐさ)の香りも新鮮です。
 まず、ミニ畳づくりに挑戦です。畳針をまっすぐ通したり、縁の長さを揃えたりするのに苦戦しましたが、講師にわかりやすくコツを教えてもらい、それぞれお気に入りのミニ畳が完成しました。
 その後、大きな本畳に手縫いで縁をつけていく体験では、畳床に針を決められた位置に通す作業がミニ畳以上に難しく、講師の熟練の技(わざ)のすばらしさにあらためて感嘆の声を上げていました。

 閉会式では、水嶋先生と吉永事務局長からの挨拶があり、各職種の講師講評、児童代表のお礼の言葉をもって、令和元年度千早西小学校「ものづくり体験講座」を終了しました。

                        記

1、日 時    令和元年12月6日(金)午前9時~12時

2、場 所    福岡市立 千早西小学校(藤原千恵美校長)
         (住所:福岡市東区香椎浜1-4-1)

3、対 象    59名(5年生)

4、体験内容  ・和食(大根と鶏肉の煮物・栗の炊き込みご飯・お吸い物)づくり、
        ・飾り衿づくり・小物づくり、・からくり屏風づくり、・ミニ畳づくり、本畳縫い体験

5、講 師
・福岡県調理師連合会:山隈敦司、夏秋竹浩
・福岡県洋裁技能協会:川口祐子、堤志保美、砂場美代子、石井幸子
・福岡表具師協会:安藤征夫、吉富清登、上田博樹、倉谷知恵子、長野桂子
・福岡県畳工業組合福岡地区連合会:宮﨑武博、井上隆志、国﨑豪士、仙田義道、笠 大祐